フリーランス夫婦間での守秘義務

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我が家は、フリーランス夫婦で、お互い別の屋号で開業している。
どちらもインターネットを使ったフィールドでの業務だけど、やってる事は全然違う。
(私は、マーケティング・プロモーション分野、ダンナは技術系でプログラマ)

そんな訳で、お互いの仕事はおおむね把握してはいるけれど、細かいところまではわからないし、お互いクライアントとの守秘義務もあるわけで、「必要がないなら、知ろうとはしない」のが、実際のところ。

だから、お互いの得意分野の質問を、知り合いから聞かれて、代理で聞いたりする場合、非常にまどろっこしい感じになる。「あぁ、この話題、2人でするの始めてだなー。なんだもっと早く聞けばよかった」的な事から「ん~?さっぱりわからないから、時間かけて説明きかないとわかんない」的な事も。

たとえば、「携帯向けのメルマガを、ちゃんと配信したいんだけど」と、私の仕事仲間が聞いてきたとして、私が、ダンナが「携帯関係の仕事を結構している」ぐらいは知っているので、「あのね~」と相談するのだけど「守秘義務があるから、ココまでしか言えない」みたいな事が結構あるんですね。

これは反対でも、当然そうなるわけなのだけど、これをそのまま伝えると、質問してきた人からすると「な、なんで?(もっと教えてくれてもいーじゃん!、又は、結構時間かかってて、こんだけしかわからないor教えてくれないの? 的な)」となるようです(笑)

さらに、特に仕事に関しては、お互い勝手に(というか、独立しているので必然的にね~)やっているので、あるお客さんから「あれっ?さっきダンナさん、うち来ましたけど?」「へー。そうなんですか。それは偶然!」とかなるんですよね(笑)
確かに、同じ部屋を共同事務所として使用しているので、いつ出張だ、とか、いつ打ち合わせででている、ぐらいはわかる(だっていないし(笑))んだけど、どこにでかけてる、とかまで知る必要がないので、言わないと聞かないです。
(出張の場合は、どこの都市に行くかは知ってるけど、訪問先の会社名とかは進んで言わないかぎり、お互い聞くことってないです)


おっと、話が相当脱線してますが。
元に戻すとテーマは「守秘義務」です。
同じ屋号で一緒にやっている訳ではないので、やっぱり夫婦といえど言えない事は絶対にあるわけで。これは当然のことだと思うんだけど、どーも夫婦ともに知っている人からすると「なんか、仲悪いんだろうか、この二人は…」とか思われてそうで、ちょっと苦笑いな場面も。

う~ん、フリーランスな夫婦って結構多いと思うのだけど、私が知っているのは「夫婦で開業」なケースが多くて……、どうなんだろうね!?これってドライなのかなぁ。
夫婦で開業してたら、ここらへんの守秘義務関係で、事務所内での書類の取り扱いとは、多少は楽できたのかもなぁ、と、思うことも。

ダンナくんはプログラマで「物理がわからない奴に、3Dなゲーム作れるかって。ムリムリ」みたいな事を「ケッ」って感じで言うような、イヤミ(よく言うと、表現が素直…ムリムリやね~)な超理系なので、思いっきり芸術系というか感性の私と、話はかみ合わない事が多々あります……(笑)

これは、お互い話をする時に使う言語が違うよーなモンですから、通じないのも、まぁ仕方ないよね~、と、あきらめてますがね…。とりあえず、夫婦でギャラリーなんかには、行けないし、誘う気にもならないのが、ちょっと悲しいんだけどねぇ。

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絵だけのはギャラリーはいやだ~。絵の具と印刷品質くらいしかみるものがない。物が置いてあるギャラリーきぼん。

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このページは、ユウコが2004年9月19日 23:13に書いたブログ記事です。

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