キャリア女子&非モテ男子!『59番目のプロポーズ』

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mixiで、昨年12月から書きつづられていた、ペンネーム「アルティシアさん」の日記(注:mixi内へのリンク)

モテない病をこじらせたヘビー級オタクからの告白に揺れるキャリア系女子。
その経緯を「59番目のプロポーズ~愛戦士編~」として、 日記に更新中。
が本になります!

と、このエントリーを書き始めたのは、5月の終わり頃(^_^;)
やっと公開だー。草稿期間2週間!(笑)
予約受付が始まってかなり経ちましたが、ついに発売日まであと数日に!

先週あたりから、ネット系メディアにも乗り始めましたね~。

SNS「mixi」が支える恋――オタクとキャリアの物語(IT Media)
コミュニティーでプロモ企画も 「mixi」から生まれた本(IT Media)


今回の出版化までの課程は、第三者として日記を傍観していたイチ読者目線で書くと(注:これは、IT Mediaの記事が掲載される前に書いていたもの)

どこかに書きつづりたいという欲求から、内容的に超プライベートなので露出が制限されるmixiという場を選び、日記機能を使って書く
 ↓
mixiの日記でいろんな人が「おもろかった」と紹介し、急速に日記読者増える
 (私も、そんな経緯ではじめて読んだのが2月だったかな?
  結局そこまでの日記をぜーんぶ一気に読んだので、数時間仕事止まりました(笑))
 ↓
日記ファンのコミュニティ(注:mixi内へのリンク)ができる
 ↓
mixiはクリエイター系のユーザーも多く、編集者さんも沢山いるので、『電車男』や『実録鬼嫁日記』が、かなり売れている昨今、当然出版化のオファーがたっくさん
(日記のファンで、と、出版化の前にはAERAとTIMESに取材されてます)

 ↓
アルティシアさんが沢山の出版社から選んだのは「はじめて女性で、私よりガンダムに詳しい人に出会った」という、女性編集者が在籍している「美術出版社」。
 ↓
帯のコトバや、予約特典などを、日記ファンコミュで語り合い、予約者には未公開のお話がメール配信されることに決まった(他にもいろいろ案が繰り出されそう)
 ↓
ネット書店3つでそれぞれ異なる予約特典を設けて絶賛予約受付中!!


という状況。
(※IT Mediaのアルテイシアさんのインタビューを読むと「最初は普通に日記をつけていた」事が判明。あ、そういえばそうなんですねぇ(^_^;)もう、59番の印象が強すぎて、強すぎて。)


それにしても、実はアルティシアさんの日記の存在は、確かマイ師匠okdtが、mixi日記で「長いからアレだけど、おもしろいらしい」みたいな感じでかなり早い時期に紹介していたことで初めて知って。

でもそのときは読まなかったんですよ。たぶん単に時間なかったんだと思う。

2月ぐらいのある日、ふと、マイミク(お友達をしてありますな人の意味)な某社編集者である岩井さんのマイミクを眺めていたら、アルテイシアさんも入っていて、ふとクリックしたら再び日記に遭遇する事になったのでした。

そのときは、本当に一気に読んでしまいました。
お二人と年が近いことや(私はちょうどアルテイシアさんと59番さんの間になるようす)、結婚する前後に神戸に住んでいたので
「王子動物園」「2号線」「43号線」とかのキーワードに「うわ、懐かしい!」って感じだったんですよね。
関西弁も、素でわかるので会話もオモロイしね。


読み終わった後に思ったのは、
私もやっぱオタクだよね(しみじみ)
ダンナくんのことは大好きだけど、ここまでさらけ出してないもんなぁー(それがいい・悪いは別として)。う~、うらやましいぞ~!
といった事だったり。

そして、
「キャリア系女子とオタ系男子カップル」といえば、すぐに頭に浮かんだアノ2人…。
実は、今もつき合っているのかは、知らないのだけど…。

女性:帰国子女、某超有名私立中~高→某トップ私大の難関学部卒
男性:女性よりも年下。絵がかけてプログラミングもできる器用な脳みその持ち主。Webデザイン職人。はっきり言って引きこもり気質(笑)なのだけど、才能には感服。
(※私の知っている範囲のプロフィールなので、多少誤認があるかも?)

私は彼と彼女と、一緒に働いていたのですが、つきあってるということを知った時は最初はびっくりしたけど、「へぇぇぇーーーーーー!!!!!」って感じでした。
(保育園児レベルやね…苦笑)

彼らの場合は、ん~私が見たところによると、コアな漫画好きだったりするところが共通項なのかなぁ?と思っていたのだけど、実際のところはわからないです。
でも、とにかく「オタク男とキャリア女子の垣根を越える事は、すこしだけ勇気をだせば、実はたやすい」のだという身近な事例でした。

って、本人らがコレ読んだら「何ゆーとるんじゃ~(書くな、という事ではなく、書き方の問題を指摘、という意味で)」と激しくツッコミ入りそーですけども…。

というよりも「きみらの方が、今更自覚するまでもなくじゅーぶんオタク要素たっぷりな夫婦でしょーが」とか言われそう(笑)。


さて、その話題の本ですが、
楽天ブックス
アマゾン
セブンアンドワイ
の3つのネット書店でそれぞれ異なる予約特典がついているのだけど、私は楽天で予約済。

電車男との対比をされがちなこの本ですが、
自分自身がマーケ畑にいるから余計なのか、アルテイシアさんの文章が大好きなんですよねー。
元々は日記だった、といえども、マーケ畑にいるモノの性「常に分析・常に情報収集モード」臭がプンプンとする文章が、自虐的でいいんです。

う~ん、もっとベタな事言うと「関西人気質(オチがないとスッキリしない。お笑い至上主義。)あふれる」アルテイシアさん、えぇわー!オモロイ~。サービス精神旺盛スギっ!!って感じでしょうか(笑)
だから、私は電車男は、まとめサイトで一気読みしたクチですが(書籍は読んでない)、個人的には、比較にならんです。別格ですね。

電車男は「ネタだろ?」っていう指摘があったとして、そうかな?って思うところもありました。しょーじき。
でも、アルテイシアさんと59番については、そうは思えないんだよねー。

やっぱり、別に私自身は有名大学出ではないし、そういう意味ではキャリア女子じゃなかったけど、一時期「あー、あたしってキャリア・ウーマン街道なのかなー」「こんだけ仕事ばっかだと誰と結婚できるというのだ」とか思ってなげいてた25歳頃があっただけに、アルテイシアさんの嘆きとか、女性視点で「わかる、わかる!」みたいな感じで、めちゃくちゃ懐かしい訳です。
そして、納得できる。んだよね。

と、書き出したら長すぎー!(いつもの事だけど)なんですが、
とりあえず、私的には、オタク男はどちらでもいいのだけど、キャリア女子にはぜひ読んでいただきたい一冊でございます(笑)。


59番目のプロポーズ キャリアとオタクの恋
アルテイシア
美術出版社 (2005/06/15)

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アルテイシアさんの日記ファンのよはねと申します。その情報量と品格とオトシの絶妙なブレンドは「ネット発テキスト」を一気にエンタメの高みにまで押し上げましたよね! 「別格」との表現に激しく肯首。

一行でさえ目を離すことができないスリリングな展開。恋の有段者が出会った異種格闘技に興奮した。でもアルイテイシアさんの知性と包容力に一番感動した気が・・・

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このページは、ユウコが2005年6月12日 00:01に書いたブログ記事です。

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