お客を心理操作してはならない~ネットコミュニケーション&ライティングの技術

昨年末で配信が一旦終了した有料メルマガ「ネット活用通信」の藤田さんが新刊『ネットコミュニケーション&ライティングの技術』を出されると、そのネット活用通信の読者限定MLで。
カヤノさんのブログで、書かれていたことが、ひじょーーに心に刺さります。


カヤノさんの記事から、藤田さんの新刊からの引用部分を、引用させてもらうと(ヤヤコシイ)

読み手は、書き手がなんらかのテクニックを使って操ろうとしていると感じると、不信を抱くようになります。「操られたくない」「狙い通りになるものか」と心を閉じ、逆方向へのベクトルが働きます。
効果を上げるテクニックと言われているものが、読み手に悪いイメージを増幅させる原因にもなっているという状況に気づいて下さい。
誤った文章術を駆使して発信し続けていれば、遠からず、そのしっぺ返しを受けることになるのです

感情マーケティングは、使い過ぎるな。
お客を心理操作しようとするな。
ということが書かれているのですが、これこそ「感情マーケティング」だわ~、と。
この「お客を心理操作してはならない」という言葉。
特に、ネットショップに限らず、販促に関わっていたり、コピーを書いていたり、文章を書くことに関わっている人は、ドキッとしてしまうフレーズですよね(^_^;)
さらに、藤田さんご自身による、著作紹介では、
(前文省略)

「どのように文章を書くか?」ということよりも、「どのように読まれている
か?」を考察し、読まれる文章を書くことにその本質があるのだ。ネットにはネ
ット独自の閲覧のされ方があり、それを理解することによって、それに応じた文
章表現を書くことができる。ひいては、そこから他社との差別化が図れることを
忘れてはならない。

とも。
読まれる事を意識して書く。
これは、私自身は、97年から個人の日記をサイトでつづっていて、そのような意識がずっとどこかにある状態です。
しかし、それまで文章を書いた事がない方々は、まず「考えていることを文章にする」こと自体が、一つの壁なのかもしれません。
ここのところ、やたらと書籍のタイトルが刺激的なものが多く、これってどうなのかな?というのが、そのMLでも話題になって、盛り上がりました。
結果、このような方向性の内容にされたこと、「藤田さんイイ!!」と思いました。
あおる系への、なんとも言えない違和感。
これって、感じた事ある方沢山いらっしゃると思います。
藤田さんご自身が、そのあたりに対して、前作を出されてから大変悩まれていたのも知っているだけに、その現時点での答えが本として読むことができる、のはとても楽しみです。

ネットコミュニケーション&ライティングの技術
藤田 幸江 平野 栄
明日香出版社 (2005/02/02)
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